さあ、ゆめのはなしをしましょう
それはとてもよわいめをしたひとで、どこかぼくににてる、そんなきがしたんだ
だけどちがう
ぼくのよごれたこころが、よごれたこえが、よごれたてがふれたら
いつかきれいなきみがこわれてしまいそうだった
ああ、そしてながいよあけ、のぞみしないあさがゆめをたちぎる
ひにくなほどにめをさまないきみ
こえをころし、いきをとめて、すこしずつとおのいていくきみにおいつけるまで
かなしすぎることばのこしたままで
こえになったらなきだすから、つたえられなくて
ゆびにふれたかけら、きみのかげ
うばわないでよ、ぼくのこえならすべてあげるから
あふれおちたゆめ、ことだま
そう、ゆめのつづきをみようと、てべりあかりだけのへやでえがこう
ぼくのなかのきみをはきだすように
ねむるように
ひとりのよる、おみだしたさいごのことばをむねにだいて
しんぞうまでとどけ
ささるこえといたみだけがゆめとつづきなら、ぼくはなにもこわくない
てがみにすればさんぎょうのおもい
ことばにすればさんびょうのおもい
うたにすればさんぷんのおもい
どれだけ、どれだけ
こえになったらなきだすから、つたえられなくて
ゆびにふれたかけら、きみのかげ
うばわないでよ、ぼくのこえならすべてあげるから
あふれおちたゆめ、ことだま
めをとじたら、ここにいるよ
きこえますか?きこえますか
めをあけたらてをのばした
あてもないままで
いつかとどく、いつかとどく...こえが...このこえが