男友達よ絵を描いて暮らしているわ
売れなかった絵は大事に自分の部屋の壁
セルビアを一人きり旅して
青い絵の具一筆加えた
私にはとてもわからないけれどああ
これで完成さ」と呟いた
私は心に色を重ねてもまだ
描ききれない絵がある
彼の友達はギター弾き街から街へと
飲めばこうして素敵な曲をほら聞かせてくれるのよ
どんなに楽しそうにしていても
つまびく音はなぜか切ない響き
私にはとてもわからないけれどああ
昔の曲さ」とさりげなく
私は心に震えてるだけでまだ
鳴らない音がある
自信もなくて誰もそばにいてくれない時
そんな時決まって声をかけてくれる
私にはとてもわからないけれどああ
それでいいんだ」と言ってくれる
私は心にもうすぐ完成する
大切な絵がある