とぎれとぎれ
つなぎあわせたことば
きみとぼくにいろのないせんをひく
ふかくふかく
むねのおくにしみこむ
ぼくのなかでおとのないあめがふる
しずかすぎて
すこしみみがいたくて
さめたこうちゃただじっとながめてた
ひっしにてをのばして
きみのたいおんをたしかめた
やさしいかぜになって
このてはきみをすりぬける
しろくしろく
にごってしまうきおく
きみのこえだけが
あざやかによみがえる
あめににじんだそら
みあげたきみとかさのいろ
こわれたびでおみたいに
おともなくくりかえす
はなしかけたって
こえはとどかないけど
ひっしにてをのばして
きみのたいおんをたしかめた
やさしいかぜになって
このてはきみをすりぬける
でぐちのないせかいで
おわりのないゆめをみる
ぼくはあの日にもどって
なんどもそれをくりかえす
ぜんぶさいしょから
ちゃんときづいてたけど
きみにふれたくて
きみのそばにいたくて
きみにあいたくて