ずっとふたりでみていた
あのけしきの
そっとひかる[あお]がまぶしくて
[ぎゅう]とあたしのてをひき
すなはまにかいたあいことば
まほうのようになんども...だきよせ
ずっとつづくなみのよう
もうふたりも
でもなみのようになれずに
いまでは
あのころとおなじひかりが
あおいうみ
まぶしすぎるよ
あなたとおもいをよせたきせつ
すべてうそだったというの
しおかぜがしみてひとみぬらす
しずかにあふれ
うそつづるふみおくる
ひとみふせて
[ぎゅう]とにぎり[これでいいのよ...]と
そっとねがいごとひとつ
すなはまにかいたあいことば
いのりはなみにながされ
きえゆく
よるのせいじゃくだけがまし
あおいうみたえられなくて
[あいしてるよ]とつたえたいよ
だけどじゃまはしたくない
かえれないかこがあおくひかる
あたしだけのこし
あなたとおもいをよせたきせつ
すべてうそにかえられたら
いきばをなくしてあおいうみへ
ながしたおもい