あめあがりのまちのかおりに
きみのおもかげおもいだす
あるいたみちにつみはないけど
いらないいらないもういらない
もどれないのならこわしてしまえととけいにおびえていた
あのころのぼくはすくいようがなくて
いまはいまはとにげてきたそらがおもいでにそまる
あなたがおわりにみせたえがお
あなたがここでみせたなみだ
いまならすべてだきしめるのに
どうしてどうしていまはみしらぬひと
ぼくときみはいまはみしらぬひと
あめあがりのまちのけしきに
きみのおもかげにじんでゆく
みあげたそらにつみはないけど
いらないいらないもういらない
もどれないのならすすむしかないととけいにみむきもしない
あのころのきみはつよくけだかくて
ひとつふたつとにげてきたそらがおもいででかげる
さいごのさよならもありがとうも
ぼくらがかわしたあのことばも
いまならたいせつにうたえるのに
どうしてどうしていまはみしらぬひと
ぼくときみはいまはみしらぬひと
たったひとつのことばがのどもとに使えてるんだ
いまさらつたえれはしないおなじそらのしたでさえも
あなたがおわりにみせたえがお
あなたがここでみせたなみだ
いまならすべてだきしめるのに
どうしてどうしてぼくは
あなたをこれからささえるひと
あなたがこれからあいするひと
さよならしあわせでいてください
どうしてどうしてぼくがそこにいない
ぼくときみはずっとみしらぬひと