きみもどこかでわらってるかな
いっしょにいたあのころをおぼえてるのかな
きせつはめぐりおもいをはせる
やさしくはるをつけるさくらのたより
かれがさいごのこい
なんてうかれてはいなかった
じゅんすいむくなしょうじょは
おとぎばなしのともにきえた
であったこのはまだ
あしたかなめをふせていた
もとめるばかりであ
あたえることなんてなかった
どうしてきみはいつでもえがおたやさずに
きみのきもちもわからずにときをかさねた
はるがすみたちあわくなごりゆき
いすやざむしはだをよせあいながら
あふれだしそうなむねがくるしい
はじめてのきもち
おもいをちりべめたてがみはまだもっとますか
むじゃきにかいていたやくそくははたせなかったね
あれかないくつかのこいをしていまきみを
おもいだすのはとくべつなこいだったかな
もくせいのかそえたかえりみち
いてほししろくたいきそめながら
ちじまるきょりがせかしたことば
くちづけのとけて
はるがすみたちあわくなごりゆき
いすやざむしはなをよせあいながら
あふれだしそうなむれがくるしい
きみもどこかでわらってるかな
いっしょにいたあのころをおぼえてるのかな
きせつのめぐりあもいをはせる
やさしくはるをつけるさくらのたより
かずみざくらさくこのなみきみち
あの日のようにひとりあるきだす
おとなになってなつはしむような
せきべつのしき