だれもいないまち
むじょうにもはじまるだすわたしをのこして
あしたはにげずにそこにあるのか
めにうつるすべてのものが
わたしをまどわすばかり
ことばにすればするほどに
からまるこころのむじゅん
ながれながされゆめにみとれないように
だれもいないまち
しずかにあさひはわたしのかげおとして
あしたはにげずにそこにあるのか
うんめいのいとをみつけて
じぶんのこのてでつかんだなら
じゆうのうみへとたどりつくまで
いまはわたしらしくいられますように
しんじつはここまできてる
あやまちはときをとめる
とがったせいかつのなかで
おどらされているんだよ
ひとつてにいれ
またひとつうしなうどうして
ようしゃなくあめにうたれて
つぶれそうになりながらもまた
きょうだいなめいろのなかをさまよう
だれもいないまち
むじょうにはじまるだすわたしをのこして
あしたはにげずにそこにあるのか
いまはわたしらしくいられますように