とおくからむねふるわすおとがひびいてくる
むしあついよるのむこうがやけている
せんこうがよびさましたあのなつのはなびを
かわかぜがはこんだかやくのにおいを
ひとであふれるていぼうはぐれないように
まじかでみたじゅうごうだままばたきをわすれた
いまごろあなたもどこかでおもいだしてるの
あの日のこと
ともだちにひやかされたもうなつのはじめには
ふたりしてはなとほほだけやけていた
かわにおちるはなびらがきえてくまぎわに
たてるおとがせつなくてめをそらせなかった
いまごろあなたもだれかとことしのはなびをみてるの
ちってくきせつをいっしょにいきてゆけるひとみつけた
のこるけむりかすむだいさんかく
しゅやくうばわれたはちがつのせいざ
いまごろあなたもどこかでおもいだしてるの
あのなつのはなびを
ことしもきれいねあの日とおなじようにかがやくはなたち
いまごろあなたもどこかでちってくきせつをいきてる
いまごろだれかと