くりかえすしずけさひろがるかげに
あけてゆくまぶしさをわすれていた
かぞえきれないほどよわさをだいて
まだわらえるとむねをおさえてた
せめぎあうひとなみさめたといきに
つなぐてのぬくもりをなくしていた
かぞえきれないほどかなしみだいて
まだわかりあえてるとしんじてた
かわいたきおくさえぎるようにきえていったことば
わずかにのこるいのりのあとてらしだすかんじょう
つたえきれなくてもおぼえておきたい
そのときうまれたおもいを
あふれたしんじつだけをたよりとおくへとあるんでいけたなら
ずっとこころのこえにみみをすましここからすすんでいけたら
もっとまぶたをぬらしてさけぶそのこえにきづいていけたなら
きっとよどんでみえていたせかいはまぼろしのように
いろどりをましってゆく(いく
さまよったせつなさとまったあしは
やすらげるやさしさをもとめていた
つめたいあめにさえなれたふりして
あたたかかぜずっとさがしてた
こたえをだそうとするほどにどういたこころ
ねむれずすごしたまいにちをうつしだすひとみ
つたえきれなくてもうしないたくない
そのときうまれたおもいを
あふれたしんじつだけをたよりとおくへとあるんでいけたなら
ずっとこころのこえにみみをすましここからすすんでいけたら
もっとまぶたをぬらしてさけぶそのこえにきづいていけたなら
ずっとかさねつづけたうそでみうしなったこえとりもどせたなら
もっとありのままひびくおもいにすべてをあずけていけたなら
きっとよどんでみえていたせかいはまぼろしのように
いろどりをましってゆく(いく