ゆうやみかげになるはしをみていた
とどかないばしょへわたれるはずの
じてんしゃをのりすててじかんをとめていた
うごかないくもからふゆがれのひかり
このままじゃだめなのにこのままでいたくて
あわいひざしのなかいつまでもたってた
かわべにふくかぜにみをすくめ
ゆめをかたろうとしてみた
だけどことばになるものなんて
どこにももってなかった
ゆうやみかげになるはしをみていた
とどかないばしょへわたれるはずの
みなもにゆれるつきにふいにすなおになる
きこえないうたにそっとみみをすませた
あしたであうだれかとわかりあえるきがした
そのためにひとりまったいたんだと
だれもがさがしてるしあわせは
みんなちがうかたちをして
ふいにのばしたてをかすめてく
かがやきだけをのこして
ゆうやみかげになるはしのむこうに
とどかないばしょがてまねいている
どんなにとおくへいくときもわたしをつれていって
ずっとむかしのやくそくのなかへつれていって
くれていくそらのさいごのひかり
とどかないばしょがてまねいていた
ゆうやみかげになるはしをみていた
とどかないばしょへながれるはずの
ながれるはずの