そんなつもりなかったむにほんとうは
よかんしてたかもしれない
あなたをすきになると
きゅうにしずかになりてをのばすから
ゆだちのようにすべてみだす
うごけないわたしの
うしろかみとそのゆびがからむとき
しかいもこころもうばわれる
そのこえきくたびそのてにふれるたび
このひとなんだとこころがいうの
おとをたてるむねはげしさにのまれて
あなたをしりたいこばめるはずない
こんなにあつくなるじぶんがいると
しらないでいたのすこしも
あなたにであうまでわ
かぜがくもをはこびおわれたそら
つちぼこりがまうにおいがする
あしをふみいれたら
ちゅうまででひきかえせるわけない
よがあけるまえにあいにきて
おもいだすたびにためいきくるしくて
かけめぐるたびにいきもできない
ふりだしたあめがしだいにつよくなる
まどをたたくかぜあなただったなら
あいたくてたまらないきもちかかえ
どうしてなにもいえないの
そのこえきくたびそのてにふれるたび
このひとなんだとこころがいうの
おとをたてるむねはげしさにのまれて
あなたをしりたいこばめるはずない
あなたをしりたいこばめるはずない