静かな 静かな夜
と僕の 素足
満開の 紫陽花
スタートに戻りたい
静かな 静かな夜
無数の[もしも]
もし 生まれ変わったら
そこ に [自由] わ ある の かしら
時間 の
表面ー上
に石を
スキップ
静かな 静かな夜
と この 瞬間
満開 の 藤
雲 の 味
静かな 静かな夜
ぼく の 手に咲く
ぼく は まだ 何も
知りたくなかった
永遠に
まだ
石を
スキップ
まだ ここ が 僕の運命
はかない 限りなく
永遠 に 回る
正しい は存在しません
現実 は存在しません
この 場所 は存在しません
と ぼく もう存在しません