いまにもなきそうなそらを
けだるくみあげてかたをおとした
かさ、もってないよ
くちなしかおるさかみちを
じてんしゃぜんりょくでかけあがってく
がくせいをめでおった
ほほにあたるひとしずく
しめったみなみかぜ
あすふぁるとをそめてく
れいんどろっぷ
ずぶぬれでこぐぺだる
はりついたしゃつにも
れいんどろっぷれいんどろっぷ
かさなるきおく
うすひがさすあめあがりの
むせかえるようなくうきのなか
えがおのこどもたち
ほうかごふたりでならんで
おおきなみずたまりはしりぬけた
きみをおもいだした
ほほにあたるひとしずく
はこんだみなみかぜ
かわらずにいたのは
れいんどろっぷ
ずぶぬれのくつぬいで
はだしであるけてた
れいんどろっぷれいんどろっぷ
ぼくはどこだろう
おとなになるかていで
わすれてったものがたり
まだおぼえてますか
れいんどろっぷ
よほうはずれのあめも
たのしめなくなってた
れいんどろっぷれいんどろっぷ
おかしいな
ほほにふれたひとしずく
しめったなつのかぜ
なみだとまざりあう
れいんどろっぷ
どしゃぶりにうたれたって
いつかはかわくなら
れいんどろっぷれいんどろっぷ
それもいいかな