きれいなつきがわらう
しずかなよるにわらう
もういちどつぶやいたは
あなたのなまえを
ちらばるガラスのうえで
つめたいかぜがおどる
あなたのかえりをまつは
ねむりにおちるまえに
さけんでいるわたしのこえがひびく
ゆるされないあなたのつみをだいて
あなたのゆめをみたは
めざめることのないゆめを
まどべにもたれながら
そっとつきにだかれた
さけんでいるあなたのこえがとぎれる
ゆるされないわたしのつみはつづく
あなたのむねをあなたのうでをあなたのこえを
すべてを
いとしいほどに、くるおしいほどにあいしすぎたあなたをだいて
なんどもこわしつづけた
いまならとどきますか
やさしいかれのこえが
あなたにはみえますか
あかくそまったこのうでが
ふるえながらさいごのこえをけして
ゆるされないふたりのつみをなきながら
はかないゆめはかなしいゆめはせつないゆめはおわりをつげ
やさしいゆめにいとしいゆめにあの日のままに
あのころのように