やすらぎにさそわれて
ふりかえるといつもきみがそばにいた
きみはただ...はにかんで
ぼくのゆびさきにふれる
はじまりはいつもとつぜんで
まちかどでぼくはきみにこいをした
きみはただ...ほほえんで
ふしぎそうにぼくをみてた
こわれそうなほそいからだはであったごろの
やさしいえがおのおもかげさえものこさずに
めがさめればなみだのりゆうをじかんをかけてはなすから
どうしてだれもいないこのへやで
からだがふるえるんだろう
おしえて
きえてしまいそうになるそのちいさなこえで
ぼくのなまえをよぶすがたがわすれられなくて
ふりかえればあのときのままのきみがいまもいるようで
どうしてだれもいないこのへやで
からだがふるえるんだろう
おしえて
どうしてだれもいないこのへやで
なみだがこぼれるんだろう
おしえて
もういちどだきしめさせて