バラのていえんには
きみがいて
土曜のひるさがり
まるでゆめのよう
ないているのはなぜ
きみがとう
わたしとおどりましょう
バラのなかで
げんじつにはもうきみはいない
ぜつぼうともにかれていた
さよならさえもいえなかった
きみは
もういない
はくじつのまぼろし
ゆめでもかまわない
またきみとふたりで
てをとりおどりましょう
ゆめならもうさめないでとねがった
バラをうえましょうか
あかいろの
みずをあげましょう
かれぬように
きみはいう
もういかなくちゃ
ひがしずむまえにきえてしまう
わかれのことばをつげたくて
きみはぼくがみせたゆめ
さよなら
ありがとう
すてきなひととき
このことばをきみへ
またらいせであおう
らんららら
さよなら