よるにひらくかれんなはなお
つきがてらす
あでやかにてらすひが
かさなるかげをゆらす
といきからこぼれるいつわりの
あまいささやきたち
はらりはな
まいちるもどらぬとき
むげんへまよいこむ
さだめにとらわれたみを
いとくしむこともせずに
さらりさらりあふれるなみだ
よつゆにちる
いくせんのよをこえて
あいがくちはてるころ
むねのなかめばえはじめたもの
おさえきれずにいま
あわくかがやくよぞらのひ
あかくともるつきあかりが
ひそやかにこころこがす
とくりとくりみゃくうつこどう
うたういのちよ
ひとしくみつをあたえる
はなのごとく
むげんへさそいこむ
ここへおいで
はかないよるのおとぎばなし
あかくともるつきあかりが
ひそやかにこころこがす
あつくほてるからだよりも
こころがあかくもえる
はてしないこのよぞら
しんくのつきがすべる
きらめくこのせかいでは
わたしがつきとなろう
ふわりふわりかなたのつきと
かなでるうた