ねむりからめざめて
さいしょにめにしたのはふかふかのべっどだ
ここにしばりつけられたわたしのてあしとあたまと
こいごころときすのあじ

かきまぜるなかみが
きょうふにふるえているわたしをあざわらうかのように
ぐるぐる
とびちるなめらかなかおりがしている
るるるる、るる、る

こんなことになるくらいならいっそ
くびをしめてころしてほしいな
するする、となまあたたかいりょうてで
あなたの
くちもと

わたしをだきしめ、すごくつきたてる
いっしょにこうちゃでもいかがですか
かがみにみたてて
それをみてにやり
あなたはきみのわるいわらいがおで

おいしくめしあがれ

ぺろり、としたなめずり。よくばりなあなた
なみだをうかべてもにげられずに
とじこめられて、ただこいぬのように
あなたの
くちもと

Ah, ah, ah, ah

わたしをだきしめ、すごくつきたてる
きりさかれたあいだからあふれる
ぬたりとしたなかみ、まっかなかじつです
いたみにもだえるわたしのかおをみて

じょうずにできました