みなもはひとしずくうけとめて
いくえにもおだやかにつむぎだす
はもんのゆるやかなひろがりは
なみとなりはてしなくよせかえす
まだみぬゆめをだき
まるでなにものぞまないように
みあげればいつも
かがやきをもとめ
まえだけをめざし
あるいてきたけど
すべてのこたえは
このむねのなかに
おなじきせつをいきる
ぼくらはみんな
ときにまうひとしずく
ひかりがしずかにあさをはこび
きりははれこのはからこぼれおちる
ここからなにもかも
うまれかわるたびだちのように
めぐりあいながら
つたえあいながら
あたらしいはなを
こころにさかせて
かぜにゆれるなみ
きこえるしおさい
ちがうかたちをかさね
じだいをつくる
ゆいいつのひとしずく
めぐりあいながら
つたえあいながら
あたらしいはなを
こころにさかせて
すべてのこたえは
このむねのなかに
おなじきせつをいきる
ぼくらはみんな
ときにまうひとしずく