ひるまのえいがかんをでて
まぶしさにめをほそめ
にがわらいするかおきらいじゃないよほんとうに
ドライブしながらおもわず
うたってしまったあとの
はずかしそうにまどをあけていたあわいかぜのなか

なにもかもがとてもすてきなこれいじょう
いらないはずなのに
それじゃまたねおやすみっててをふるたびおもう

このてをとってはしりだしてねえ
ここじゃないどこかへ
ひかりやびて、かぜにふかれ
あふれるひとなみつきぬけて
せかいじゅうでふたりしかしらない
しんじつをむねにしまって
せまってくるよるのやみに
ゆっくりとけてしまいたい

このひとしかいないなんて
おもわないようにしたい
つらいおもいするのはいつだって
あいじょうのつよほう

たのしいときをゆがめてしまうゆうきを
しぼりだせずに
わざととおまわしなことば
えらんでいたけど

このてをとってはしりだしてねえ
ここじゃないどこかへ
ひかりやびて、かぜにふかれ
あふれるひとなみつきぬけて
はなしたいことがからだおくに
ゆきのようにふりつもる
ほかのだれよりわらってくれる
Just for you, あなたにとどけたい

いつかふいていた
うみべのかぜをおもう

このてをとってはしりだしてねえ
ここじゃないどこかへ
ひかりやびて、かぜにふかれ
あふれるひとなみつきぬけて
あなたにだけにしかふれられない
こころのスイッチがある
きっとそれだけはなにがおきても
きえることはもうないでしょう