あぶないことばかりおもいつくよるは
だれかだきしめねむりたい
タクシードライバーのいみのないかいわにも
えがおかえせるよゆうもない
あたまのなかではかなしみのあめが
そっとふりそそぎぼくはぬれた
あなたをだきしめれば
かれかけたこころにも
はながさきもういちど
ゆめがみられるのだろうか
まちががたがたとおとをたてながら
やみのなかでふるえてた
タクシーウインドウに
つかれきったかおが
なぜかじぶんだとはおもえない
こうそくをおりたらでんわをかけよう
ひとりじゃいられないこんなよるは
あしたがみえないから
いますぐうでのなかで
あなたをだきしめたい
おくふかくまでかんじたい
だれもがなやみながら
おどるこのまちのかげ
わらわれてもかまわない
ふかくいきがすえるなら
ゆみのようにほそいつきみあげ
きゃしゃなきぼうだけでも
かなえたいいつかきっと
あなたをだきしめれば
かれかけたこころにも
はながさきもういちど
ゆめがみられるのだろうか
だれもがなやみながら
おどるこのまちのかげ
わらわれてもかまわない
ひとりきりじゃいられない