ソラをあかねにそめだした
ゆうがた5じはんのかえりみち
ねえ、ぼくはどこへむかえばいい
くろいコンクリートのはしらが
きれいにならんだみちしるべ
いま、ふたしかなみらいへあるいてゆく
なつかしいきおくも
さいこうでたいくつだったひびも
そこにはいつもきみがいたから
きみがいないいまをいきれないんだよ
オレンジのきょうしつにうかぶきみのすがたが
なにかをさがしてそらをみるまどぎわのきみが
ふざけてあるくかえりみちのあのえがおが、まだ
ぼくをくるしけるんだ
ゆっくりとふたりてを
つないであるいたかえりみち
すこしあしをつまずきながら
はなすことばにもつまずきながら
あしたもはれればいいねなんて
そんなことはどうでもよくって
いつまでもこのしあわせが
つづくようにいのってた
ながれてくじかんと
すれちがってくひとごみのなかで
どんなやさしさにめぐりあっても
きみいじょうなんてありえないんだろう
どれだけすてきなことばでうたってもきっと
きみだけにはそのひとつさえとどかないんだろう
どれだけきみをおもってももとめたとしても
とおざかるだけなんだろう
あとすこしぼくがきみをたいせつにおもえたら
あとすこしぼくらたがいをわかりあえたならなんて
あきらめなきゃってりゆうはたくさんあるけど
すきだってひとつのきもちにはかてないんだ
オレンジのきょうしつにうかぶきみのすがたが
なにかをさがしてそらをみるまどぎわのきみが
ふざけてあるくかえりみちのあのえがおが、まだ
ぼくをくるしけるんだ