こどくなかがくしゃにつくられたロボット
できばえをいうなら「きせき

だけどまだたりないひとつだけできない
それは「こころ」というプログラム

いくひゃくとしがすぎ
ひとりでのこされた
きせきのロボットはねがう

しりたいあのひとが
いのちのおわりまで
わたしにつくってた
こころ

いまうごきはじめたかそくするきせき
なぜかなみだがとまらない
なぜわたしふるえる？かそくするこどう
これがわたしののぞんだ「こころ

ふしぎこころこころふしぎ
わたしはしったよろこぶことを
ふしぎこころこころふしぎ
わたしはしったかなしことを
ふしぎこころこころむげん
なんでふかくせつない

いまきづきはじめたうまれたりゆうを
きっとひとりはさびしい
そう、あの日、あのとき
すべてのきおくにやどる「こころ」があふれだす

いまいえるほんとうのことば
ささげるあなたに

ありがとう...このよにわたしをうんでくれて
ありがとう...いっしょにすごせたひびを
ありがとう...あなたがわたしにくれたすべて
ありがとう...えいえんにうたう