いろめくつきをだくあわいむらくもこのわたしもひとりうすれいく
Ah
さみだれのそらをぼんやりとまどこしにみて
ひとみをうるわすわたしはわたしなのだろうか
かんがえるそうひじをつきめをとじていきおをひそめ
いろめくつきをだくあわいむらくもそっとはなへとそそぐひさめのように
このわたしもひとりかげりしおれるいっそこのままとけてむこうにきえたい
まんげきょうみたいなくりかえすまいにちにうみ
てのひらのうえのきやすめをまたくちにふくむ
ときはただあすをつれようしゃないひかりをあびせ
いろめくつきをだくあわいむらくもそっとはなへとそそぐひさめのように
このわたしもひとりかげりしおれるいっそこのままとけてむこうにきえたい
かなしくて...もう...くるしくて...ひたすらにあたまをかかえねむる
いつからがかこなの?いつからがみらい?いまここにいるのはだれでしょう
いろめくつきをだくあわいむらくもそっとはなへとそそぐひさめのように
このわたしもひとりかげりしおれるいっそこのままとけてむこうにきえたい
あのさつきのようにあのあじさいのようにわたしもきえたい