ときはみちたかぜにとけつちにとけてむへ
はいにそめたけがれすぎたたましいはなて
おびただしくはかなくさくしらぎくに
そのみをゆだねたならう
かべたならば
よみへのみち
しるべがしるされた
かわべのいしおんさえきこえる
ながされながれたひびのかいこんも
なみだも
せせらぎがそうやさしく
なでるようにつつむように
わすれさせるから
こころよどうかおだやかに
くおんのうつろのなかで
しこうのきざみをとめて
やさしくめをふせ
ふはいのだいちくらくにごるよどみゆくそら
せいめいさえくちをつぐむせかいをこわせ
はなばなしゆうわくにみちたこなに
そのてをのばした
ならすくったならば
てんへのかいだんへとみちびかれ
とびらがくもをわけてあらわれる
きずつききずつけたあのかんしょくも
いたみも
げんわくがそうやさしく
なでるようにつつむようにわすれさせるから
こころよどうかおだやかに
くおんのうつろのなかで
しこうのきざみをとめて
やさしくめをふせて
ああこえがとおいばしょでささやいてる
ああひとはげんざいからのがれえぬ
ざんげなどいみもなくゆえにむなしきものよ
えつらくもよろこびもすてて
かぎりなくあふれるかなしみをだいて
こころよどうかおだやかに
くおんのうつろのなかで
しこうのきざみをとめて
やさしくめをふせ
かみかみよじひのむちで
かいほうをあたえたまえ
えいえんにゆらぐことの
ないまばゆききょうちを
ときはみちたかぜにとけつちにとけてむへ
はいにそめたけがれすぎたたましいときはなて