時は流れずに光を遮ったままで
つぶやきは降り積もり季節を閉ざして
闇に手を引かれ去り行く姿はまるで
木漏れ日のそれに似た眩しさの中に
悲しみに暮れては我を忘れ大地駆ける
風のようにこの心はソナタへ
想いはせるままに定め紡ぐままに
愛あふれるこの腕で強く強く抱き寄せ
憂いまとい
霧に包まれた夜道に吐息を吹き付け
限りあるこの命確かめるように浮かべ
切なさも寂しさもこの手に受け止めて
巡る世界で夢の舞う世界で
かけがえのないソナタを強く強く抱き寄せ... 想いはせるままに
定め紡ぐままに愛あふれるこの腕で強く強く抱き寄せ