ふみよむつきひをながめつつ
はるかあまたのほしをみて
むくわれぬこのおもい
どうしてあらわそうか
さりきるあかつきにゆらりゆられて
いくとせのかぜにうかんで
とおきひびをただしのびつつ
こよいもまたかのひとのゆめ
ほうをそめてさかせようか
すぎゆくきせつはおぼろげに
かおりのこしてはぬぐって
めをふいてみのらせて
またちりゆきて
かいこうをまちわびて
またちりゆく... ああ
いくとせのかぜにうかんで
とおきひびをただしのびつつ
こよいもまたかのひとのゆめ
ほうをそめてさかせようか
かれくちてつちにかえって
ありしこえをまたおもいだす
かなわねどかなわねどとわに
おもうかのひとを