しんじきっていたせかいのかたちだって
きみのまわりをまわりだして
みぎのほうにかたむいた
このてのなかにゆめをなにもなくて
だけどなにかここにあってむねをじりじりやいた
こいしいひとがきみをだきしめてくれたら
あいまいなゆめがちつじょのそこをうちぬいた
からっぽになってぼくらははこのなか
もうをみていたはこのそと
どこにいるのかしらないだけだった
それはきみがわすれてた
つたえはなしににていた
ちんもくをさがすためにくちをとざせないぼくたちが
かたりつぐむくはどうわをぼくたちはいきていた
いとしさというのいずをほしがってほしがって
むねをじりじりやいた
さかだてていたきもちをそぎおとした
ここにあるものがたりはとてもしんぷるだった
うろたえたままぼくらははこのそと
それともふかいはこのなか
さいごのぺーじをこえてたびだった
いちおくたーぶはずしてぼくらはうたう
よろこびのざんぞうみらいもそこにあって
きみとまだわらいあってなにかはかないものがみえた