なみだをふきなよもう
ひとがみているよほら
こころでないてたのはぼくのほうだよ
あめがふっていた
いまならきこえないとわかっていたから
ぼくはあなたへのいいわけをささやいた
Rainおもいでをけしてくれ
ふたりだきあうあのなつのまぼろしを
Rainたとえこれからのひびのなかで
ときめくこいにおちても
あなたをわすれるじしんがないよ
あれからいくつものなつが
とおりすぎていったけど
うたかたのこいはただ
きえゆくばかり
あめがふっている
あんなにわすれたいとねがっていたのに
ちかごろはすこしなつかしいあのいたみ
きっとぼくらはそばにいるよ
すれちがうでんわのようにね
あめのときにはぼくもぬれてる
ちかくでとおいどこかで
Rainおもいでをつれてきて
ふたりはしゃいでかさもさずあるいた
Rainわすれずにわすれられずに
いまもあのあめをおぼえてる
Rainあなたはぼくをゆるさないで
このつみのいたみだけが
ただしいみちへとぼくをみちびく
たぶんもうすぐだれかをあいせるはずさ