たどったみちは
かげをつれてあすにつづいてる
まどをあけて
ついていないひもあるけどきっと
あめがふればいのちはめぶいて
かぜにのせたいつかのこえ
ふとよびおこす
きみのめがなみだにくれて
このそらをうらむとしたら
ぼくがかくつたないにじをおくるから
おもいではくもまにゆれて
たいようをかくしていても
そのさきのひかりをずっとしんじてる
たちつくした
きのうまでのゆめとちがうなら
たびじいたくは
とうのむかしにすませたはず
まちにとけたあかりにきづいて
ときはめぐりであいわかれ
やっとここにいる
ぼくのてをたしかにひいた
やくそくをちからにかえて
きみをよぶおれないはなになれるかな
くちずさむうたがきこえる
あしあとがとぎれていても
そのおとはきえはしないよいつまでも
ひとりではみえないけど
いまならみえるもの
ただありふれたけしきでも
みらいへつながってゆく
きみがいるこのせかいなら
ぼくはまたたちあがれるよ
ひびきあうおもいとともにあるきだそう
みちはまだつづいてるけど
このそらをみあげてみれば
ぼくらにもおおきなにじがかかるから
いっしょにすすもうおもいではくもまにゆれて
たいようをかくしていても
そのさきのひかりをずっとしんじてる