ふたりのむすめがありました
みつばっかりとしのはなれた
せいかくのちがうふたりをはははたとえました
ひとりはつきでしんのとうったむすめです
ひとりはたいようでほがらにわらいます
そらはひとつははのおこころ たいようもつきも
たがいのちがうすがたをうらやましくおもいます
うつくしいつきのすがたにたいようはこがれて
あたたかいたいようのようにつきはくちをとざした
まじわることのないふたつのほし‐たちよ
おのれのすがたをくらべるつみがある
そらはひとつははのおこころ たいようもつきも
たがいのすがたでかがやけよ ははのそらのした
そらはひとつははのおこころ たいようもつきも
たがいのちからでかがやけよ ははのそらのした
るるる そらがなく
るるる そらがなく
ふたりのむすめがありました