だれがみえるきこえる
いのっているしろうとしたって
せいでるだまっている
はしりだしたいのに
まっているとどいている
わらっているおもかげがなぐいま
げんじつとひたいしょうに
とぼうとしたふたつめのからだ
くらやみでもがいてる
しんじつはびょうどうに
おそいかかるくれないのいとをからませて
かくりつはじきだす
ああ
たぐりよせてをのばすもの
ああ
わたしはそこにたつそのためにもどるから
いまでも
こころのあめはとまってなくて
ことばのいみをほうりだしたって
にげられはしないいのちで
それでもいい
さだめられたうんめいにだって
あらがいみじめにたおされたって
やくそくがあるから
なんどでもここにかえるために
そのなをよぶから
げんじつはむひょうじょうに
かみつくことおそれたきばをたずさえて
とどまって
しんじつはこんとんに
ゆがめられたそうきゅうのきれつめざしている
かくじつせいにかく
ああ
たぐりよせてをのばすもの
ああ
わたしはそこにたつそのためにもういちど
いまでも
こころのばしょはかわってなくて
ことばのやいばがとびかって
にげられはしないいのちで
それでもいい
はかなくきえてしまうんだって
かなたにいしきをおいやって
やくそくはきえない
なんどでもここにもどるために
そのなをよぶから
なんどでもここでありつづくように
そのなをよぶから