かなしいこいのとしつきよ
しってるようにうみかぜに
だかれてねむる
なにもうららなわかさのうみよ
あなたをさがしはまべをゆけば
かえらぬこいにすながなく
いくらよんでもわたしのあいは
あなたのむねにはとどかない
つらいわかれをうでまぎらして
つづくのつづくの
わたしのたびは
いつかわおわるこいだとは
わかっていたのはじめから
それでもわたし
たどりたかったあなたのほとり
はぐれたとりがぐるぐるまわり
おきゆくふねはにほんかい
かたおつめたくつきさすあめが
おもいでぬらしてすぎてゆく
あいをしんじてひとりゆくたびは
つづくのつづくのえちぜんみさき
あなたをさがしはまべをゆけば
かえらぬこいにすながなく
いくらよんでもわたしのあいは
あなたのむねにはとどかない
つらいわかれをうでまぎらして
つづくのつづくの
わたしのたびは