あえなくてまたひとつ
さみしさからのかぜがふいた
かたにておのせるような
きみのやさしさににて
かさなりあわないことが
あたりまえならば
もっとそばにあゆみよっても
ゆめはおわらないでしょう
きみとぼく ぼくときみ
このちじょうでふたたびあえた
ずっとまえ ずっとまえ
きみとぼくははるどなり
ふゆをわたりさいてゆく
いつかはなとなる
ちがうみちをゆくけれど
おなじきもちだから
ずっとそばにかんじられると
きみはいつかいってたね
ぼくのみにきみのひだり
ふたりにかえるひがくる
はなれてもはなれても
きみとぼくははるどなり
それぞれのままにいて
ひとつはなになる
いつまでもいつまでも
きみにはぼくがはるどなり
ながれてゆくつきひさえ
いとしいとおもえる
ずっとまえ ずっとまえ
きみとぼくははるどなり
わらいないてともにゆく
いつかはなとなる