あざやかなゆめをえがいて
うんめいをきめつけた
ぼくをすてよう
いますぐ
まいなすがてをつないで
めのまえにたちはだかるのがみえる
これもまたうんめいだっていけいれる
いさぎよさなんていらない
うきしずむずるさをほうって
ちじこまるせかいならけとばして
あざやかなゆめをえがいて
うんめいをきめつけたぼくをすてよう
いきつくそのばしょはどこよりも美しい
むかいかぜはいまてのなか
ひきかえにもらったたいようちかづいて
こころがじりじりこげた
まちはかがやきだす
むねのおくなまりのつぶがひそむときも
かんたんにてにしたものは
それなりのかちしかないねえそうでしょう
あざやかなゆめをえがいて
うんめいをきめつけたぼくをすてよう
とうほうにくれるひはめをとじてみつめよう
あがけるじゆうがこのてにある
きれめなくながれゆくじかん
おれたこころてをそえて
こころおどるこえがはじける
そのいっしゅんのためになにができる
あざやかなゆめをえがいて
うんめいをきめつけたぼくをすてよう
いきつくそのばしょはどこよりも美しい
むかいかぜはいまからっぽのてのなか