ぎゅっときみのてを
つかんではしりだして
ちいさこのいたみをはなさない
ぎゅっとつないだてを
はやあしであるくきみにはもう
ぶれいきかけたままじゃ
とどかないから
えいえんさがすあてのないたびより
すうめーとるさきの
きみのとなりまで
ぎゅっときみのてを
つかんではしりだして
あわてたきみのえがお
おかしくってせつなくって
つんと涙めで
それでもまえをむいて
ちいさこのいたみをはなさない
ぎゅっとつないだてを
ほんとのきもちとめがあえば
びねつがつつんでゆく
あの日のように
うそつきになれたらよかったけれど
やっぱりむずかしい
きみのとなりだと
きょうもこのさきも
ねがいをおもってても
こころのこえだけでは
きみのせなかとおすぎて
ねえありのままに
えがいたみらいがある
へいきなふりはやめてつたえたい
いちばんたいせつだと
たったひとり
きみだけにみすかされたくて
なのにいつもごまかしていた
ただしそうなこたえよりも
だいじなしゅんかんがいま
めのまえにゆれてる
まだむねのおく
きみがわらうとくるしくなる
おいかけおいついても
かわらずただこいしてる
ぎゅっときみのてが
よわねをぬぐうように
つれだしてくれたから
ふたりだからいとしくって
つんと涙めで
このまままえをむいて
ちいさこのいたみをはなさない
ぎゅっとつないだてを