あめがあがってわすれさられた
かさみたいなそんなきぶんさ
あめがあがってしあわせなはずなのに
ゆきがとけてかたちのくずれた
ゆきだるまのようなきぶんさ
はるになってしあわせなはずなのに
なぜだろういいたいことや
きもちがあふれてるのに
どこかでこわがっている
じぶんじしんをおいだせない
なつやすみのどまんなかの
にちようびみたいそんなきぶんさ
きゅうじつだからしあわせなはずなのに
おかねをかせいでとかいでくらす
ぬかれむようなどろみちもない
べんりだからありがたいはずなのに
そだてもせずころしもせず
すーぱーにいってぶたにくかった
いきものだからありがたいはずなのに
なぜだろうかなしいじけんや
にゅーすがあふれてるのに
どこかでたにんごとの
じぶんじしんがわらっている
ぼくのそだったちいさなまちへ
いつかかえろうきっとかえろう
いなかなんてきらいだったはずなのに