ひびわれたこのそらと
ありふれたこのかぜが
いまもぼくらのときをつつむ
そのてをのばせと
いろあせてくまちにいつしか
うたがいさえいだかぬままで
ひとりあるくことに
おびえたじぶんをいまかがみにうつす
そうひとすじのひかりがまた
たしかなひとみをみせた
ひびわれたこのそらと
ありふれたこのかぜが
いまもぼくらのときをつつむ
あのときえがいたそら
かんじてたかぜはまだ
このむねをこがしているから
そのてをのばせと
ためいきだけかさねてみても
ゆめのかけらさえみえなくて
ああかわいたことばだけが
みみもとがすみてくけど
きみとともにみあげた
いまよりもちかいそら
いつからかとおざかるけしき
にぎりしめたそのては
くやしさをにじませた
しんじてくれたきみがさけぶ
そのてでつかまえて
ひびわれたこのそらと
ありふれたこのかぜが
いまもぼくらのときをつつむ
にぎりしめたそのては
くやしさをにじませた
しんじてくれたきみがさけぶ
そのてでつかまえて