あらしのまえのしずけさまねて
あたしはひとりうずくまり
こんなしうちをなげたあなたを
にくみきれずにくちをかむ
ありったけのおもいをこめて
つめたいほほをうちたいけれど
それでこころのいたみが
きえるわけでもあるまいし
いのせんとあいしすぎて
いのせんといきがつまる
まずあなたがつぎにあたしがかなしみにおぼれる
はなやぐころのてがみのたばに
よふけのにわでひをつけて
こんなきれいにもえるのよって
ちょっとうつろにつぶやいた
すえもしないたばこをふかし
むせてもかたをなでてくれない
しかるきもちもないほど
こころがひえてしまったの
いのせんとあいしすぎて
いのせんといきがつまる
まずあなたがつぎにあたしがかなしみにおぼれる
いのせんとあいしすぎて
いのせんといきがつまる
まずあなたがつぎにあたしがかなしみにおぼれる