みなみかぜがなつのまちをとおりぬけてく
ことしのなつも ああ なにもしなかった
わ

ごごのまちをあるく
いつもよりいそぎあしで
GINGAMUのシャツのそでが かぜにすずしい
がいろじゅのみにりが かぜにそよぐおとをきいて
ふとみあげるとそらには しおろいみかづき

ふたりでみたあの日のそら
おもいだす
ひとりきりであるくまちは
いまでもなれないわ
みなみかぜがなつのまちをとおりぬけてく
ことしのなつも ああ
おわっていくのかな

えいがかんのまえで
はしゃいでいるこどもたちが
わたしのことをみながら てをふっている
そらがみつのいろに
そまってくるゆうぐれには
もうみえなくなるのかな あのしろいつき

わすれようといろんなまちあるいた
どこかとおいうみを
みたいないますぐに

みなみかぜがなつのまちをとおりぬけてく
ことしのなつも ああ なにもしなかった
わ
あおいそらがとてもきもちいい なつのひ
あしたいいことある そんなふうにしんじよう

repeat

あおいそらがとてもきもちいい なつのひ
あしたいいことある そんなきがしてきた