ひとみをこがしながら
ゆびさきそめるあかし
からみあうにじゅうのらせんのさいせい
おとをたててくだけるガラスのげんじつ
かけらちりばめたままいろなくし
ふれてさそわれるままおかされてくわな
さいたきぼうのはなにすがれど
いくせんいくまんのことばかさねあざむく
つきのひかりがふりそそぐ
とざされたせかいへと
おちゆくなら
やさしくうそをだかせましょう
おやすみなさい
そびえるがれきのなか
さまよいたちつくして
こよいはただひきがねをひいて
さよなら
いちどきりのいのちに
なんのかちがある
なんどくりかしてももどせない
いつかはおわるうんめいとわかっていても
いてつくかぜにまいあそび
そうらんともえさかる
しんじつなど
みごとつらぬいてみせましょう
おやすみなさい
むすうのねがいこめて
つづるゆめものがたり
さいしょでさいごのはれぶたいを
かなでて
こころにしんくのだんがんこめて
しずかにげきてつおこし
ねらいをさだめうちぬくは
かたくむすばれたさいせいのとき
さかまくあらしのどうこく
つたうなみだのわけは
はるかそらへ
こがねいろのドレスまとい
はばたきゆく
あこがれよりもふかく
ひかれあうこのあいを
ささげたら
ああいつのひかかなうでしょうか
せいやくのうた
うれいもまよいもすて
いたみをこえたさきに
しんえんへととらわれつづけて
さよなら
まほうにみちびかれて
うつしだされたこたえ
そのすがたはれんごくにもにた
らくえん