つたえたかったことばが
むねにあふれてる
いつもすなおになれずに
いえなかったことばたち
いまでもこえがきこえる
あのおかのうえで
ふたりでかたりあって
わらいあってたね
いのりをささげてって
あなたはもどりはしない
つないだてのかんしょくもはだのあたたかさも
すこしずつわたしから
こぼれてしまわぬようにそっと
このうたきみにうたうよ
おもいでをなくさないように
このうたきみにおくるよ
ずっとずっとわすれないでいて
あなたがわたしによく
きかせてくれたうたは
かなしいかおりがして
すきじゃなかった
ほんとうはきづいていたんだ
だからききたくなかった
それでもわたしのひだりてをつよくにぎりしめ
つたえたいといった
そのきもちわかるよいまなら
このうたきみにうたうよ
おもいをとどけるために
このうたきみにおくるよ
ずっとずっとわすれないでいて
もしもねがいがひとつかなうならもういちど
あのおかであなたのあのうたをきかせてよ
でもかなわないからいつまでもきえないように
わたしができること
だから
このうたきみにうたうよ
おもいでをなくさないように
このうたきみにおくるよ
ずっとずっとわすれないでいて
あなたがのこしたうたは
ぶきようでみがってだけど
わたしはしあわせだったよ
ずっとずっとわすれないからね
わすれないでいて