かいだんにすわって
せなかをまるめている
あなたにこえかけたいけど
わたしにはなにができるのだろう
どういうことばで
なぐさめようとしても
ほんいんにしかわからない
ぷらいどといたみがあるから
かなしみをきょうゆうしたい
あいするひとのこころのそばで
このてにあなたをただだきしめて
ながれるじかんにこのみをまかせて
ずっとこうしながら
すこしずつふたりひとつになっていくんだね
このよのすべてにみはなされてって
わたしがあなたをぜったいまもってあげる
そんなおもいでおでこをつけて
かぜがすぎるのをまとう
あなたをきずつける
つよいあめのなかで
わたしはふるえるしんたい
おおいかぶさるたてにならんだ
いきることわけあいたい
うんめいよりもあいのちからで
なににもできないいまのわたしだけど
ひえてるこころをそっとあたためて
むねのそのつぶやき
ゆっくりとひとつひとつをひろいあつめよう
みえないなみだをながしているなら
きすするふりしてちゃんとぬぐってあげる
おなじきもちでここにいるのよ
かぜがやむのをしんじて
このてにあなたをただだきしめて
ながれるじかんにこのみをまかせて
ずっとこうしながら
すこしずつ2にんひとつになっていくんだね
ぴったりぴったりこころをよせあい
よわさもこどくもめでいやせるように
おなじこきゅうをしていたいのよ
かぜがやむのをしんじて