さいしゅうびんのかんらんしゃ
きみとぼくがよるにうかんでく
ほしぞらとぱのらまのまちのひかりとひかりのまんなかはん
みぎてのなかにあるぬくもりは、いつかちがうひとをてらすでしょう
りずむがはやくなりだすこどう。きみのなをさけぶしんぞうです
やくそくかわさずに、いつかまたあえるなんてどんなまほうだろ
ごめん、ありがとう、さようなら、いいたくないことばしかでなそう
きがとおくなるほどのみらいで、こころがおもくってうずくまる
えいえんによくにたじゅうぶんかん。そのたび、おもんだろう
まわる、まわる、ふたりがほらよるにやみにひかりさがす
こいしい、いとしい、おもうゆえにむねがひどくくるしい
まよなか、とまったかんらんしゃ
わすれものをとりにきたんだよ
しゅんかんせっちゃくざいのなみだ。ひらいたきたってくっつけた
ああ、そうでした。おれ、こんなでした。きみとあうまえ、じぶんきらいでした
だからむねのいちばんおくできみのなをよぶんだよ
まわる、まわる、こころがまたよるにやみにきみをさがす
こいしい、いとしい、しらないまにきえてしまうひかり
たしかなものなんていらないや。なみだでかなしみをぬく
だいじょうぶ。それでもぼくだった
なにもないみぎのてのひらで、のこってるぬくもりがさわいだって
まぶたとじた。きおくおちた。ほしがまたたくすきにうたう
にゃくねんぶんのこどうのせてひびく、こえがとどく
めぐる、めぐる、きみをおもう。ひとつ、ひとつ、わすれながら
まわる、まわる、あの日のままふらり、よるにうかぶ
あ、またおんなじところ。もどってきたらあさだよ
あか。あお。ゆめ。うそ。いろづくそら
きたく。しはつ。ひざし。まど。きらめくせかいながれた
もうてをふらなきゃ
さよならだよ