たいようにあこがれぼくらは
なつのそらうつすあおいうみ
なぜかきゅうにみたくなって
ごぜんさんじくるまにとびのって
まだくらいしずかなまちをぬけじょしゅせきのきみはねむそうだけど
いきづまったにちじょうさえ
かえられるときせつがささやくよ
とおくよあけまえの
にじんだつきのした
やがてみえるかいがんせん
しおのかおりをはらませたかぜに
きみはめをほそめわらって
あさやけにそまるhighway
きっといまなら
とぎれそうなおもいもつないでくれる
ながされゆくくらしのなか
すれちがうばかりでみうしなってた
きみのきもちぼくのことば
ずっととおくにおいてきたもの
すべてがほどけて
とりもどせそうだよ
ひがしのそらから
さしこむひかりを
たいようがはじまりつげたら
たいせつなきもちこみあげてかにものなくかんどうして
このせかいのいとなみかんじてた
きみのほほをてらすひかりも
ながれゆくけしきもかざおとも
うみのいろそらのいろも
なにもかもがなつかなでてくれる
たかくひざしはもう
かくどをそらにのばし
そのましたにくるまとめて
さんだるすなにまみれてあるけば
なみうちぎわきみはまるで
こどもみたいにはしゃいで
それがぼくには
ありのままのきみにおもえたんだ
まちのかぜにふかれながら
きずつくことになれたこころでも
いいたいこといえないまま
がまんばかりでとざしたこころも
こんなにまぶしい
きせつにつつまれたら
ほんとうのじぶんに
うまれかわれるよ
たいようにだかれてぼくらは
なみのおともっとききたくて
まっしろなすなのうえで
めをとじればむじゅうりょくのせかい
きみがいてくれるからこうして
まなつのうみはいろあざやかに
ひとときをわかちあえる
わすれていたきもちがよみがえる
たいようがにしにかたむけば
ないてゆくかぜがこいしくて
ほんのすこしさみしくなる
なにもいわずきみをだきしめてた
ゆうやけにそまるかえりみち
ふかくなるきずなたしかめて
くれなずむよいのなか
にしのそらをせなかにかんじてた