よごれたまど [ガラス] にささる
とぎすまされたあめの [ナイフ]
かけあがるかいだんはながい
よげんしゃはみらいにかえるため
ものうげにあしたをうらなえば
じあいをさまたげるはれーしょん
ぼくのねがいはかなうかなんて
なやめるひとになれるじぶんをあいして
みみなりでうまれたざんぞうは
うごくこともないままにわらう
きえかけたきおくをよびもどす
こおらされたほのおのなかに
もどるべきところがゆれている
であいはきめられた \"ときのすな\"
せめていまだけゆるされるならば
かこへとたびをしたいつみふかいねがい
おおぞらとだいちにだかれて
このままきみとはなれたくない
じょうねつにこころうばわれて
あまいかげをおもいだせない
たったいちどのくちづけさえも
すべてわすれてしまう
いつかあえるまで
はてしないやみのうらがわで
きみのこともわからなくなる
おおぞらとだいちにだかれて
あまいかげをおもいだせない
いまはもう、ここをうごけない
なくしたものがおおすぎるから
てにしたものがおおきすぎるから