ぼくのうまれたひはいつもいつもこんな
ひなたのわかばかおるかぜにのって
いつかこんなふうにあなたのえがおにつられて
わらったままつぎのあめふるどようびのあさに
すこしこいめのこひたてたら
ねぼけたゆめもきみのにおいになる
ぼくのうまれたひはいつもいつもこんな
ひなたのわかばかおるかぜにのって
きみのうまれたひはずっとずっとさきの
こがらしふくまいにちのふっとはれたひで
いつもどんなふうにあなたはおとなになってく
きのうのことみたいにであったひをわすれないで
すこしせたけがのびたみたいだ
めをとじればかれはがはるをよぶ
あたらしいせかいをむかえることになる
ねぼけたゆめもひとつのにおいになる