なくしてばかりだって
ずっとおもっていたから
かわりをみつけたとき
うれしいと
そうおもえたんだ
ただしいこと
まちがえたこと
まだきまってやしないでしょう
ふたつにひとつ
ひびいたら
そらをつきぬけるまで
ふたつでひとつ
むすんだら
いのりをたばねるだけ
えらんだこのみちが
いきどまりでも
つらぬく
にしゃせんいつ
こころだけがはやって
いきるさまをかたった
からだだけがのこって
しにざまをうしなっていた
とじていたとを
あけはなつたび
はたをかかげるおとがした
ふたつにひとつ
にぎったら
ずっとはなさないように
ふたつでひとつ
すすんだら
はざまにおちていくだけ
てらしたそのひびが
とおくなっても
つらぬく
にしゃせんいつ
かけぬけてくその
いのちのさきには
はかなしがまつ”など
まだおわってやしないでしょう
ふたつにひとつ
ひびいたら
そらをつきぬけるまで
ふたつでひとつ
むすんだら
いのりをたばねるだけ
ふたつはひとつ
にぎったら
ずっとはなさないように
ふたつはひとつ
すすんだら
きおくをまじえるだけ
えらんだこのみちが
いきどまりでも
つらぬく
にしゃせんいつ
つらぬく
にしゃせんいつ