すべりこむようなあきのけはいにきっと
こころゆれたのは
みちばたにさくちいさなはなのかおりに
きみとあるいたひかさねたから

こみあげるおもいは
ゆきばをなくしたままでとおざかる

なきだしそうなそらあかねいろにそまる
きえないかなしみはもうわけあえないの
きみとふたり

ひとみとじればむじゃきなままのきおく
ときはながれてゆく
きづかずにいたむくちなきみのやさしさ
いまならわかるよそのいたみも

あたたかいぬくもり
えいえんのようななつがおわるころ

たびだつきみのことえがおでみおくるよ
さよならのことばがかぜのなかにそっと
とけてゆくよ

なみだをひとつむねにかくしてる
つかのまのにじみえなくなるよ

なきだしそうなそらあかねいろにそまる
きえないかなしみにおおきくてをふって
あるきだすよ

あかねいろにそまるそらのしたで