きみにはなしをきかせたんだよ
きずついてとりみだしていたことを
きみにぼくをしってほしかっただけ
はなしすぎておちこんだりもしたんだけど
きみをむかえるよすぐにむかえる
にがてなかたづけはすんでいる
おおきなにもつはぼくにあずけて
よりみちしてさけでもかって
めのまえにあるのはぼくらのいえだよ
たまにはてもつないだりして
ぜんぶあさがくれば
わすれる
わすれるから
かさなるふたりは
きずつくことにおびえて
おたがいつよがってるだけ
うなずいてもただたりなくなるだけなのに
やさしくなんかなれないし
ほんとうはわからないことだらけ
ただはたらきのことばだけ
きみにはなしをきかせたんだよ
くるしみはふたりでわけあってぎゃくもまたしっかり
きみにぼくをしってほしかっただけ
あの日からなにもかわらないことだけは
わすれないでほしい
きみをむかえるよぼくがにぎる
いつもどおりひえたきみのみにて
おおきなにもつはここにおいて
わすれたころにぼくがすてる
きみとならいつまでもふたりでいられる
そんなきがしてるから
ぜんぶぜんぶ
わすれるかな
かさなるふたりは
ふるえている
きずつくことにおびえて
おたがいつよがってるだけ
うなずいてもただたりなくなるだけなのに
やさしくなんかなれないし
ほんとうはわからないことだらけ
(わすれる)いつものようにこうかいしてたから
(わすれる)みせたくないぼくだってあるさ
(わすれる)じょうしやどうりょうおさななじみでも
そんなはなしどうだっていいから